ACC体験記 FILE037=近ちゃん
<原発部位>顎下腺(右)
<STAGE>不明
<ニックネーム>近ちゃん
<性別>女性
<住まい>京都
<罹患年齢>36歳 → 現在52歳
<罹患時の家族の年齢>夫32歳、長女3歳、長男1歳
<診断日>2004年5月
<発覚まで>
首のしこりに気付いたのは長男がお腹にいる2002年34歳。
近所の耳鼻咽喉科へ行き、針細胞診?で経過をみましょうと妊娠中だった事もあり、定期的に観察。
その後、夫の転勤話をきっかけに他院で一泊2日予定で顎下腺切除。病理検査後2004年5月に診断を受ける。
<治療歴>
2004年5月 顎下腺切除①
2004年7月 上頸部郭清②
2004年7月〜8月 放射線50gy
2006年7月 肺転移3箇所
2006年8月 2箇所を治療目的でなく、肺転移確定診に重きをおき、内視鏡下にて摘出③
2007年11月 顎下腺再発 右上頸部郭清④
2009年10月 顎下腺再発 右上頸部郭清⑤
2011年6月 局所再発1mm程を日帰り手術で摘出⑥
2011年8月 局所再発1mm程を日帰り手術で摘出⑦
2018年8月 右上頸部郭清⑧
2020年3月 胸膜癒着術(右肺のみ)
→それ程の量はなかったが胸水が溜まり始め、息切れ症状がでた為、実施。
以後、水の量はそんなに増えていません
2021年1月 入院して酸素吸入器つける
<体験記>
私は最初の郭清手術時の際に神経を残してもらっている為、再発を繰り返しました。
日帰りを含めて全8回の手術を体験(<治療>の欄の①~⑧を参照)。
その後、治療は無い為、東洋医学で自分なりに治療を行いました。
◎身体を温める
◎食事
◎笑う
が、自分には合っていたかな?と思います。
がんが住みにくい身体を作る目的で、漢方も服用。
比較的ゆっくり成長したのはこれらの効果もあったのではないかと思っています。
やってみたり、何年かやって止めたことなど、色々あります。
たまたまかもしれませんが、胸膜癒着術の治療をした以降より一気に弱った感じがします。
治療に関しては十分な検討が必要だと感じました。
肺転移してから比較的長いですので大きさの確認以外に、癌化性リンパかんしょう、腫瘍塞栓(しゅようそくせん)等の疑いも有り検査をしています。
<現状>
肺の胸膜癒着術後、私の実感とすれば一気に血中酸素濃度が下がりました。前98 → 後95。そして約10ヶ月たち現在80代レベル迄落ちた為、京大病院へ入院し酸素吸入を始めました。
酸素吸入する事は予想以上の準備と金額が今後かかりそうです。
<皆さんへ>
腺様嚢胞がんに罹患され残念ながら転移されご心配されている皆さんにとっても、がんの進行が少しでもゆっくりであることを祈っています。
2021年1月23日UP
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