ACC体験記 FILE007=ミーナーさん
<原発部位>耳下腺(右)
<STAGE>Ⅲ
<ニックネーム>ミーナー
<ブログ>耳下腺癌 に なりまして。。。
<性別>女性
<罹患年齢>38歳
<住まい>日本国 某離島在住
<治療>2014年7月 手術
2014年8月 放射線治療66Gy
<病院>某大学病院
<現状>(2016年9月現在)再発・転移は認められず
経過観察:・造影CT・造影MRI(年1~2回)・PET-CT(年1回)
<体験記>
★発覚から治療まで
〇2010~11年頃
耳の前側(もみあげ付近)小さなしこりを発見。
自分以外の人は触れてもよく分からないくらいの小さなしこり。
痛みも痒みも感じなかったが気にはなっており、折に触れ歯科医や健康診断の医師等に聞いてみていた。
いずれの場合も「よく分からない」との回答。
医師が焦る事もなかった為、悪いモノではないのだろうと思い込みのん気に放置。
それから約3年をかけ・・・
気付けばしこりは誰の指に触れても分かる程度に大きくなっていた。
しこりを自覚してはいたものの相変らず痛くも痒くもない為、筋かリンパの腫れだと思って過ごしていた。
〇2014年 春先
この頃からしこりの部分に時々、違和感を感じ始める。
梅干し等のすっばいモノを食べた時の様な『ギュッ』と絞りあげる様な感覚。
痛みと呼ぶには弱すぎる感覚だった。
〇2014年 4月末
体調不良に伴う発熱時、右側のみに現れた口内炎や顔面神経の痛み。
今までに感じた事のない症状は例のしこりから発症しているように思われた。
これをきっかけに本格的な受診を決意。
●2014年 5月
何科を尋ねたら良いか分からぬまま総合病院の内科を受診。
同病院の耳鼻科を案内される。(造影MRI撮影)
恐らく良性の『耳下腺腫瘍』だろうとの診断を受ける。
痛みが出始めた事と、腫瘍の増大とがあった為、早急な手術を希望し大学病院への紹介を受けた。
●2014年 6月
手術を目的とし大学病院を受診。
初診時の細胞診にて『悪性の疑いあり』と告げられる。
なるべく早い手術を希望し、2週間後の手術決定。
●2014年 7月
腫瘍の摘出手術および頸部リンパ節郭清
迅速病理にても悪性との診断が出ており、浸潤の所見もあった為 右耳下腺の全摘出と一部筋肉の組織を取り除いた。
※幸いなことに 顔面神経は温存できた。
術後の精密病理にて『腺様嚢胞癌』との確定診断 (T3N0M0)。
●2014年 8月 放射線治療開始。
IMRTにて2.2Gy× 30回(66Gy)照射。
副作用として 特に口腔内の炎症が酷く 経口摂取が出来ない程だった。
※脱毛・味覚障害、共に2ケ月程で回復
★治療後~現在
定期的に造影CT・造影MRI・PET-CT検査を実施。
・フライ症候群 発症(術後半年~)
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2016.09.10 04:05